4月18日のポッドキャストです

NO to OHAKA
世の中、お墓が必要でないと思う人はたくさんおります。
必要でない=本当は欲しいけど買えない人もいます
買えないから代替え(お墓に代わるもの)の役務または商品にしますと言う意味もあります。
または、後世に墓の負担をさせたくないという人たちです。

まず、お墓は非課税であることをお伝えいします。
なので、お墓を世襲しても相続税は掛かりません。
しかし、お墓を受け継ぐというのはかなり社会的負担が掛かります。
墓守というのはお寺や自治体とのお付き合いもあったり、その後、どうするのかいう判断も必要です。
まして、お一人様の場合、お墓は無縁仏化します。

そもそもお墓は買っても「あなたの土地ではなく、借地権です」
そこに大金が納めるのと、更に墓石代なんです。
こんなことを書いたら、日本葬送文化学会の常任理事として、石材店も経営されていらっしゃる前会長に申し訳ないのですが・・・
そこの石材店さん、すごく親切なんです(あずまや@松戸市)

写真のページazumaya.la.coocan.jp

千葉県の松戸の近辺だけではなく、習志野市辺りまでも気持ちよく対応してくださるのでオススメです。墓石だけのことだけではなくても、庭の石(岩といっても良いくらいのもの)の撤去なども対応してくださいます。
日本葬送文化学会の和田の紹介だと伝えてくださってもいいです。

20200418
お墓が必要でない人へ
旅のデザイナー®として死に方改革®のために葬儀と終活情報を映像やポッドキャストにて提供中jfuneral.blogspot.com

とは言いながら、私はお墓不要論者なんです ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
お墓は前述の通り、子孫へ相当な負担を掛けます。
まして、私自身も今後、家族とこの関係を続けていく、いける人間ではないので、お一人様仕様になるんだろうと。
家族のことを考えたら尚さらそういう結論に陥るわけです。

お墓の問題は日本だけではなく、世界中にあります。
それは人口増加による土地の有効利用。
20年前の中国上海ではお墓を壊してマンション群を建てたりしていました。
父が組合で上海に何度目かに訪れたときに、霊園がなくなっていたと・・・
実際、中国は日本人ほどお墓と言うものに意識を持たない文化だとわかりました。私も中国殯葬協会の上海でのイベントに参加したとき、お墓に対しる考え方が違うなと言うのが感じました。逆に、合理的だと。

さて、お墓が欲しくない人には代替品が欲しいよねと。
一つは散骨、他では樹木葬(最初の意味と今の意味は違います)、納骨堂とかがあります。

埋め墓と参り墓の違いがあります。
違いは骨を埋めるお墓(墓地)とお参りする慰霊碑と思ってください。
慰霊碑さえあればいいのではと。
これが合祀墓であったり、今で言う、鎌倉の和田塚(ここ、鎌倉時代に北条家に潰された和田(義盛)家の墓はありませんので!)などが「塚」と言いながら「墓」ではありません。
ちなみに「墓」は別の意味で「塚」「墳」の形でも表示されています。
余談ですが、たぶん私も和田義盛の直系の子孫かと思います。地元で江戸時代からの過去帳が残っているくらいの家柄なので。

散骨は行くどか説明したように「遺骨を撒く」けど、そのままではご法度です。かならず粉レベルにしてください!
業者はありますが、自分ですり鉢でできますよ。
次に撒くなら骨だけにしてください。
散骨業者の場合は、きちんとした袋(海の中で溶ける素材)を利用していますが、素人の場合は遺骨だけにしてね。

画像1

ブルーオーシャンセレモニーさんの散骨体験で、こんな感じで東京湾へ散骨いたします。

更に神奈川県と静岡県は県条例で20海里沖へでろと・・・
え〜っと海は国が管理しているので、都道府県単位でそんな規定は出来ないのですが・・・と言っても業者さんは最初は躊躇しましたが、今はやっています。
自分や親族も参加するかしないか(業者任せ)で費用が変わります。
さらに海へ出るので天候が荒れていると出港できないリスクもあり、それなら業者任せで、遺族・親族はどこかで法事をなさればいいかと思います。

他には樹木葬。
当時の樹木葬は、北欧からのイメージで、遺骨を山の中に撒く(ある意味、森の中の散骨)でしたが、山は誰かの持ち主(国であったり、誰かの土地)なので勝手に入って撒くことはできません。

更に、遺骨をそのまま撒くのも墓地埋葬法で禁止されているのと(形が残っているとダメってこと)、埋葬=埋める、砂を上から掛ける(かぶせる)と言うこういうがNGになりますので、発展し、「骨瓶に入れて」お寺や墓苑のお庭(木の横)に入れていく。
そして、そこに慰霊碑を建てて、永代供養してもらい、その後、何年か経ったら、合祀墓に入れられるか、遺骨だけピットに入れて産廃処理される。
これもおカネが掛かりますよ。
永代供養費、みんなと一緒に入るお墓(慰霊碑)代、読経料とかも。
それでも、お墓みたいに管理しなくて済みます(墓の掃除とか)。

今は納骨堂という選択肢も出てきました。
今までは一時預かりの意味でありましたが、今は永代供養までの預かり。
ここも説明したいと思いますが、別の日に説明いたします。
ニチリョクさんのラステルが有名ですね。
あと都心や駅の真ん前にもあったりすることも。

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