終活フェアとかが盛んです。


昨年の4月も渋谷Hikarieで「Death フェス」が開催されて、ここで紹介している納棺師の丸山さんが皆さんに納棺の儀をお披露目いたしました。
ちなみに今年も4月12日〜17日まで同じくヒカリエで開催しています。

Deathフェス | Well-Being in life and death
「死」をタブー視することなく、年代や状況にもよらず、人生と地続きのものとして捉え、そこから「今」をどうよりよく生きるかを考
deathfes.jp

死への抵抗感を減らす

お葬式は悲しむというイメージが付き添いますが、
送るお方が永遠に幸せになってほしい気持ちは誰しもあるかと思います。
確かに失って、さみしいけど
でも、その人があの世に行っても幸せに過ごせることを願うのもお葬式

その中、今、GAFAMでは「死」に対して容赦がありません。
それは欧米の死生観を日本人に押し付けているからとも感じます。
私はどれだけFBやLinkedInで投稿を消されたか。
死は100%誰もが通る世界です。
それに目を背けてはならないことは日本人が一番よく知っています。
日本はきっと世界最高レベルの死生観の意識をもった民族だと思うことがあります。
実際、私もすべての民族を調査したわけではありませんが、
キリスト教、イスラム教、ヒンズー教、仏教以外に多くの宗教が存在します
そして、その中に一神教もあれば多神教もあります。
神様は大勢いると考える。
「神様」の定義も色々とありますが、日本みたいに神道で八百万の神はそれぞれの「もの」(生きていないものですら)神が宿るという意識で「感謝の意」を示します。

「命」を作る、作れない、作らないのではなく、「感謝」の気持ちが大切だと葬儀屋をやっていてたどり着くところです。

一番厄介かと思うのはAIが神となり、融通が利かなくなることです。
まだ、人工知能は「人類最後の試験」に対して非常に低い点数を取っています。
DeepSeekで26.6%のことですが、100点満点の26.6%だから落第でしょ!

Humanity’s Last ExamHumanity’s Last Exam Datasetagi.safe.ai

さて、その中で、「終活ブーム」なのは超高齢化社会な日本だからです。
先進国の中で最初に「超」がつく「高齢化社会」に突入した国です。
問題は少子化に起因していますが、少子化になるのは働き方と暮らし方にこの平成時代に問題があったからです。

ナニが必要か?

相続で必要な情報は

相続相談(突っ込んだ話)
法律相談
税務署相談(相続税)
不動産相談
祭祀財産相談(お墓や仏壇)

その中で一番忘れているのが「事前相談」です。
お葬式をどうするか?ということです。

「縁起が悪いなんて言ってられますか?

もう昭和の時代じゃナイんです。
昭和は年号でいえば2世代前ですよ!
昭和生が明治生まれの人たちを「年寄り」と呼ぶのと一緒で
令和生まれが昭和生まれを「年寄り」と呼ぶと大差ないです。

気づけ、昭和生まれ!
もう、霊柩車が前を通る度に「親指隠せ!」っていうアホな時代チャイますねん(なぜだかエセ関西弁)


そこで、提案です

葬儀屋さんに行ってください!

どこでもいいです!
相談して見てください。
1社だけで終わらせないでください。
せめて数社を訪れてください。
葬儀屋さんと「小さなお葬式」(ユニクエスト)と比べて見て下さい。
納得できるものとできないものがあります。
葬儀屋さんもすべてが「善人」ではありません。
見積もりを取ってみてください。
その見積もりの内容(書かれている物品)すべて説明ができますか?
かなりデタラメなものがあったりします(多重計上、マジにあります!)

納得できなければ、その葬儀屋さんと付き合わなくていいんです。
親身になってくれる葬儀屋さんはたくさんいます。
一人の人を鄭重に送ることを優先する葬儀屋さんは多くいます。


病院の言いなりにならないでください。
愛する人、大切な人が亡くなったとき、葬儀屋さんを指定する病院が多いです。
無視しても良いんです。
うちは「どこどこと契約しています」とツッパ抜いてもOKです。
病院指定した葬儀屋さんと契約したわけではないので。
それ、独禁法に引っかかります。
当院はそこと契約していますって言われても、お迎えはご自身の葬儀屋さんと連携して調整してください。

多くが看護師長とか誰かがバックをもらっているからです(言っちゃったwww)

葬儀屋さんが自治体イベントで開催している終活セミナーとかどうぞご参加ください。
そこの葬儀屋さんが気に食わなかったら、その旨をお伝え下さい。
そこの葬儀屋さんや自治体開催の終活セミナーに訪れたけど、意味不明だったところをお伝えしてもかまいません。

冠婚葬祭互助会に入会させようとしたら断っても良いんです。
ダブスタのところが多いです。
上場企業ですら、そんなウソをつきます(別の上場企業の葬儀屋にツッコミを入れられているw)。

会員価格だと 86万円の葬儀が26万円になります!なんてウソです!
そういうウソをつく葬儀屋さん、ゴマンといます!
会員価格で60万も引くかよ!
その前に50万くらい振り込んでいるんだわ!!!
互助会の手口だからね。


ネットで「終活セミナー」を検索しても無意味!

協議会とか社団法人とかカウンセラー協会とか出てきます。
アバウトなんです。
あなたがお住まいの地域の風土風習を理解しているかが疑問です。

エンディングノートは法的効力がありませんが、ガイドラインになります。
安いのでいいので、買ってみて書き込んで見てください。
それをもって葬儀屋さんに訪れてみてください。
中身を見ながら一緒に親身になってくださった葬儀屋さんは「アタリ」です。
サッと目を通して意見をいう葬儀屋さんは「タタリ」です(笑)

しかし、すべてが「タタリ」だと思ってください。

でも葬儀屋さんも仕事なので、仕事にならない「あなた」のお時間を割くわけにはいかないのです!
だからこそ、親しくなり何度も通い続ける必要があるのです。

「私のエンディングノートを見てくださいますか?」なんて言っても
まともに見てくれる葬儀屋さんはいません!

あなたの会社でもそうでしょ?
無料で何でも査定してくれるわけではなく、時間を割いてくれるわけではありません。
Time Is Money ですので、もし親身に見てもらいたいなら弁護士へ行くことをオススメします。
葬儀屋さんは慈善事業ではないんです。
だからこそ、中の人と仲良くなるしかないんです。

大切なことは、人生の最後のイベントをどう乗り切るかです。
式が終わってから納骨だろうか、散骨だろうが樹木葬だろうが、どうやってそこまで追求するかです。
残った遺骨をどうしたいか?

私としては、チャットボットを作って開放したいですが、
全国の葬送文化を網羅するのは不可能なんです
それを調査するには数十億円掛かります


しかし、その前に人間としてやることがあります。
きちんと弔いを済ませましょう!

弔いというのは、心の中で済ませるのもいいのです。

多くがそのように思わず「お葬式も出したくない!」と思われることがありますが、それも仕方ないことです。
生前中、苦労をいっぱいされたことも理解しています。
その人がいなければどれだけ自由度が上がったかというのも。

まして、お嫁さんなら自分の親でなく旦那側の両親だったら。
もう大変なのはわかります。

終活は女性が一番やらねばならいないのです。

既婚された女性は5人を看取ります。
自分の両親2名
旦那の両親2名
そして、旦那!
┐(´д`)┌ヤレヤレ

だからこそ終活は大切なんです!

こんなことまでして「笑顔で送れますか?」

答えはNOです

だからこそきちんと先に終活をやる必要があります。
ご理解ください。


その中で一人、がんばっている人をご紹介いたします。
昨年のDeathフェスにも壇上されたとてもチャーミングな人です。

納棺師 x ケアマネサロン


「テーマ: 認知症」
介護業界から見る認知症は、介護する側や当事者のお話かな?となんとなく予想がつくかも知れませんが、葬儀業界から見る認知症ってどういうことでしょう??私たちもどんな話になるのか楽しみです。

ケアマネと納棺師はそれぞれの分野ではプロですが、相手の分野では素人です。
業界では当たり前の単語がわからなかったり、素朴な疑問が飛び出たり、第三者にはこう見えるのかという視点がたくさん!そんな空気感のサロンです。

お申し込みは: Peatix から(10名限定!!!!)

納棺師×ケアマネサロン #3「テーマ:認知症」
こんにちは、納棺師の丸山です。納棺師×ケアマネジャーイベントへようこそ! 今回のテーマは「認知症」です。介護業界から見る認
funeral-care20250323.peatix.com


上記イベントの主催でご紹介の人は納棺師さん

あまねや 丸山裕生さん

華麗な儀式で人をおくる「納棺師 丸山さん」
10x お葬式プレゼンターの一人です

納棺師のお仕事をご存じでしょうか?

映画で「おくりびと」が一時期流行りました。

もっくんこと本木雅弘氏、魔性の女こと広末涼子氏、「お葬式」にも出演されたハードボイルドの山崎努氏等が共演された2008年の映画で話題になった人への追悼を重んじる仕事の作品です。
私自身も元葬儀社の社長として現場で多くの方々の納棺をして参りました。

その納棺師として現場に20年、しかも「おくった」人の数、9000千人の大ベテランで多忙な毎日を送っている丸山裕生さんです。
大切な人を当たり前のようにおくりたいのに、それが出来ていない時代になってしまいました。


あまねや 納棺師
フリーランス納棺師のあまねやです。 これまでに20年間、納棺を専門職とし、関東エリアにおいて9,000人近い方へ旅立ちのお
noukanshi.net

丸山さんの「想い」

【想い】
大切な方を亡くして悲しいという気持ちは、消し去ることができません。
けれどせめてその方の記憶と共に日常を送れるよう、残された方々がいずれ前を向くためのお手伝いができれば、それが私の役目と思っております。

丸山さんより

3月23日のイベントにもご参加ください

納棺師×ケアマネサロン #3「テーマ:認知症」
こんにちは、納棺師の丸山です。納棺師×ケアマネジャーイベントへようこそ! 今回のテーマは「認知症」です。介護業界から見る認
funeral-care20250323.peatix.com

丸山さんの NOTE.COM のご紹介。
そして、ぜひ丸山さんのフォローもお願いいたします

あまねや丸|note
納棺師歴20年以上のフリーランス納棺師です。葬儀にまつわる後悔を多く聞いてきたので、せめて死化粧や納棺の現場では後悔のない
note.com


最後までお読みいただきありがとうございました。
よかったら「❤️」をおつけください。(厚かましく催促しますw)。