昨日は新旧のAIの違いをザクっと書きました。
はじめに
今日はその続きで、B2Bでどう使うか、そしてどうビジネスに影響するか簡単に考えたいと思います。
もうここでマクロ経済だとかミクロ経済とかいいだすときりがないので、そこは置いといて。
生成AI技術が発展するとB2Bマーケティングが進む
今までは人力で企画書や提案書を書いていました。
そこには市場調査(流通や規模、ターゲット層、競合、未来予測など)、自社のSTP(Segmentation, Targeting, Positioning) や予算組などさまざまなことを考える必要がありました。
最後は、「誰に、何を、どうやって」売っていくかを考えるのがマーケティングの鉄則です。
しかし、その前に大きな「WHY」があります。
「なぜ」そのビジネスをやりたいのか、「なぜ」それをやることで会社の未来があるのか、「なぜ」そのビジネスは社会が豊かになるのかとどんどん抽象レベルをアップして考える必要があります。
生成AIはこれらのマーケティング情報を一瞬にてまとめてくれます。
ただ、注意してほしいのは、その情報はいつのものなのか?
生成AIの限界
生成AIには情報収集カットオフ(締切日)が存在します。
常に学んでいるわけではありません。
瞬時にデータを見に行けるシステムばかりではありません。
これが3月5日で外国人記者が「石破茂は誰ですか」とChatGPTに質問した回答です。
更に追求するとChatGPTがウソまでついていることがわかりますので、PDFを見ていただきたいです。

下記のスクショ
ChatGPTのウソ
最後までこのPDFを読んでいただけるとわかりますが、ChatGPTがウソをついています。
岸田前総理は総裁選には出ておらず、石破さんに負けていません。
内閣総理大臣だと認識していない。
この時点では、まだネットを積極的に確認しにいかないレベルです。
昨年末に中国がDeepSeekを発表したあとで各社が深層学習により力を入れているタイミングでした。
そしてこちらが今の回答で、積極的にネットにアップデートしにいく機能が盛り込まれています。

ネットを検索していました。
そういう機能があることで、色々と内部と外部データの整合性が取れるということです。
マーケティングに
先ほど書いたようにマーケティング情報のまとめの実施スピードが爆発的に上がります。
コンテンツ制作の時間短縮に繋がります。
ある意味、すでにその産業の大手の広告を「マネではなく」参考にして「隙を」発見することも可能です。
データをまとめてくれるので、人力でまとめる必要がありません。
もちろん、整合性が取れているかや、ウソではないこと(情報源を確認する)を怠ってはいけませんが、ゼロからデータをまとめる必要がありません。
更にマーケテイングの初歩の「誰に」というターゲットを狙い撃ちすることが容易になるだけでなく、自社の強みの資源を集中することが可能になります。
要するにパーソナライズすることが容易になることで命中率が上がるわけです。
AIにマーケティング業務を行わせることで、全体的にコストパフォマンスとタイムパフォーマンスが向上します。
人的資源を他に回すことが可能となります。
活用具体例
顧客のターゲティング
コンテンツ作成
ビジネス戦略考案
販売チャネル設定
フック作成
市場育成
キャンペーン作成
分析と結果へのフィードバック
「もっともらしい」ウソ(ハルシネーション)をつくことができますので。
正しいと認識したら、社内の企画書、予算組みなどを作り上げるといいでしょう。
一つの生成AIだけを使うことない
私は常に、ChatGPT、Claude、Perplexity、Genspark、そしてGeminiを使い内容を確認しています。
それぞれの生成AIの強みと弱みがあるからです。
ストーリー作りのプロンプト
私は初期の企画でClaudeを使います。
ストーリー作りをするのに、このような内容で入れているのでご参考になさってください。
1. ファクトシート:
記事のテーマに関連する重要なデータや統計情報を、簡潔にまとめたものを挿入します。
2. ダウンロード可能な資料:
ガイドやチェックリスト、テンプレートなどをPDF形式で提供し、読者が後で活用できるようにします。
3. インタラクティブなツールやクイズ:
読者がテーマに関連する知識を試せるクイズや、計算ツール、シミュレーションツールなどを埋め込みます。
4. インスピレーションカスタムグラフィック:
オリジナルのイラストやインフォグラフィックを使い、視覚的に情報を伝えます。
5. 表:
複雑なデータを見やすく整理し、比較しやすい形式で提供します。
6. チャート:
グラフや円グラフなどを使って、データを視覚的に示します。
7. プルクォート:
記事の重要なポイントや印象的な言葉を引用形式で目立たせ、テキストの流れを分かりやすくします。
8. 専門家の引用:
関連分野の専門家の意見やコメントを取り入れ、記事の信頼性を高めます。
9. 製品やサービスへの行動喚起:
記事の最後や適切な箇所に、製品やサービスへのリンクを配置し、読者の行動を促します。
10. カラフルな強調ボックス:
記事の要点や特に重要な情報を目立たせるために、色付きのボックスを使用します。
コピペしてご活用ください
使い方は:
あなたは◯◯業界専門のマーケティング担当で、ストーリーテリングに長けています。
私はXXXの販売促進で市場分析及び上層部に提案書を作ります。
下記の条件でZZZの市場をまとめてください。
その後に一つずつの内容を掘り下げますのでお願いします。
<すべてをコピペする>
〇〇、XXX、ZZZはあなたの商品や企画しているものを入れてください
Claudeでこれらを出力したら、それをコピーして、ChatGPTペーストします。
一つひとつの項目をChatGPTで考えさせます。
更にわからねば、そこを追求します。
きちんと出来上がるまで次には進まないことがミソです。
それは、ChatGPTが混乱するからです。
ぜひお試しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日はもう少し具体例を掘り下げます。