「死に方改革®」と「旅のデザイナー®」はうちの商標です。
死に方改革というのは、どのように楽しく生き抜いていくか。
人生を全うさせれるか。
健康の人だけではなく、病気の人であろうが、ケガで身動きできなくなった方であろうが、色々と動きに制限がある人であっても、命としては大切です。

葬儀屋さんのお仕事

葬儀屋として色々と見てきました。
お正月に電車に飛び込んでしまった学生さんなんか電車の下から引きずり出したこともあります。
神奈川県の葬儀屋さんの仕事の一つでした。
飛び降りてしまった人、首を吊ってしまった人も同様です。
葬儀屋さんが対応するんです。

今、葬儀の現場は人手不足で大変です。
湘南は激戦区?ではないらしい。
だから、大手が攻め込んで来ています。
大手というのは資本がある上場企業です。
もともと湘南には上場企業の葬儀社が2社あります。
サンライフ(サカエヤ)と湘南レイサービス(湘和会堂)。
そこの燦ホールディングスが包囲網を作ってきています。
もう小さい葬儀屋さんの地場産業であったところが崩れてきています。
それでもガンバるしかない。

出口戦略

大切なのは「出口戦略」です。
かと言って、「はい、今日で辞めます!」って言えないのが葬儀屋さんです。

出口戦略というのは軍事用語で最小限の被害で撤退の戦略を意味します。
葬儀屋さんは社会インフラなので、簡単に「はい、辞めます!」っていいにくいのです。
社会的にどう消えるか・・・

互助会の場合は、経産省の指導でより体力ある大きい互助会がダメな互助会を買い取り(吸収)します。
そうしないと、経産省の役人の首が飛ぶので。
役務の割賦販売法、しかも前売り制度は冠婚葬祭だけに与えられた特権だからです。
役人が監督不行き届きとして罰せられるので。


職業差別の社会

葬儀屋さんって職業差別のトップにもあがる職業なんです。
だから、参入者が少なかった。
でも、今はカッコいいとかで見直されつつあるけど、
誤解でもって参入してくる人たちが多い。

一つはこの「人の最期を対応する仕事」で感情を盛り上げる仕事だと。
もう一つは「死者が多いからバラ色ビジネス」というように考える人。
どっちも不正解なんです。

カッコいいとかではなく、泥臭い仕事が大半です。
だから、入ってくると離職率が高い産業なんです。
ご遺体を触るのがイヤだとか・・・
あんた、葬儀屋さんになぜ就職した?

実家が葬儀屋さんで葬式学校へ行く人たちもいます。
もっと学びたいから。
そしてご遺体の処置方法、病原菌の恐ろしさなどを。
そういう人たちは最初からこの泥臭さを知っています。

ビジネス面で見ると、多死社会だからと。
経済がよくならないと、お葬式に掛けるカネはないよってのを理解していない人が多い。
もちろん、おバカな投資家は多い。
そういうのをヨイショしてカネを引っ張ってくることもできる。

東急電鉄がトバッチリ

思い出してほしい。
東横インがかつて身障者の部屋(バリアーフリー)や駐車場を減らして運営していたときでバッシングされたとき。
アホな投資家が東横インは東急東横線(東横線)の東急電鉄が運営していると勘違いして東急電鉄の株が大幅下落したことが。
バカか?って思ったのですが、あのとき東急電鉄の株を一気買いしたらウハウハ言っていたかも(タイミングを逃したバカは私ですw)


今、葬儀会館がバンバン建っています。
綜合ユニコムの調べでは、2023年と2024年で合計800棟以上も新たに建ちました。
激戦区が愛知県です。
知り合いの斎場設計士さんたちが全員口を揃えていうのは2025年は500棟建つよという恐ろしさ・・・

建つというよりも改装も含めてですけど。
お葬式の現場が足らないわけです。
しかもご遺体の安置をする場所がない。
亡くなって、どこへお連れ(お帰り)になるのか。
そういう場所が必要なんです。

葬儀屋さん選び

ご自宅にも戻れない、
火葬場は預かれない、
うちが経営していた「スペース品川」みたいな安置所(遺体ホテル)はあるが、満員だったりする。
ちなみにうちの「スペース品川」はもうない。

病院では預かれない。
亡くなったら、早く病院から出てほしいので急かされる。
ご自宅にも戻れない故人が帰る場所は葬儀会館しかない。
突然いわれても・・・って
いやいや、病院からすると、準備をしておくのが当たり前でしょ。
そうは言われても死んでもいない人の葬儀を準備するのは人情的にって。
その気持はよ~~~~~~~くわかります。

終活と言われても、ピンと来なかったけど、
亡くなってから騒ぎ出す。
そうなると葬儀屋さんを選ぶにはと・・・

ネットしかない・・・

現場で検索すると「小さなお葬式」がトップに出てくる
慌てているからそこをクリックする

あーあーあー、葬儀屋さんを調べるのはいいけど、そこに電話するか・・・

仕方ない・・・
掛かってきた葬儀屋さんは契約していて受けるか断るか
受けたら格安、しかも3~4割バック

もう採算が会わない
会わなければ断る


お葬式はコモディティ化した

コモディティに関してUSPだ~!なんていうのはナンセンス。
価格しかないから。

鉛筆や消しゴムにUSPだ~!って通じないですよね。
それと一緒。

ちなみにUSPってのはUnique Selling Proposition の略で
独自のセールス提案(商品の特徴)を意味します。
指定された格安葬儀にUSPなんかあるわけないだろ。

鉛筆を買うのにいちいちメーカーを見ますか?
せめて見るのは硬さだけですよね。
HB、2B、B、Hとか。
トンボだろうが三菱鉛筆だろうがファーバーカステルだろうが。
用途によって買うわけです。
もちろん、その用途によってメーカーの「クセ」とかがあります。
だが、日本で普通に文房具屋さんで買う鉛筆で売っているのはトンボと三菱鉛筆くらいです。
消しゴムも同様ですよね。

お葬式もそうです。
価格競争に陥った「コモディティ」に成り下がってしまいました。


お葬式の意味

お葬式をなぜするのか、宗教儀礼にはどういう意味があるのか皆さんにもう少し知っていただきたいのです。

YouTubeでは世田谷の佐藤葬祭の佐藤信顕社長が裏事情(互助会の悪いところや東京博善の値段吊り上げ問題など)をお話しています。
それは、それで必要です。

しかし、人が亡くなって、ここまで人を社会的に抹消するのは今の日本くらいです。
故人をもっと鄭重に扱う必要があるだろうと。

でもその問題を作り上げたのも葬儀屋さんだというのも分かっています。
こうなるとニワトリと卵の関係になるなと。
業界がダメになってきた、ダメにしたのは葬儀屋さんの過去の行い。
過去の行いどころか今も同じことをしているところがゴマンといる。
そうしないとやっていけないから。
あーあーあー、堂々巡りだわ・・・

それでも、一昼夜でチョイとした金額が動く世界です。
皆さんに学んでいただきたいのは「なぜお葬式が大切なのか」「どうしたら気持ちよく故人を見送れるのか」「なんでお葬式の金額がこうもデタラメなのか」(XX万円からといいながら3倍、4倍の請求書が届くのか)。

そうならないように考えてほしい。

葬儀を経験していない終活カウンセラーは信用するな

終活のカウンセラーは葬儀のことを全く知りません。
そこに聞くのは間違えです。
でも、身近にいるのはそういう人たちですよね。
葬儀屋さんに行ったらボッタクられるというイメージがあるから。
カウンセラーって、マジにお葬式の現場や我々葬儀屋が何をしているか知らない人が多いです。
だからケンカになるんです。

葬儀社に勤めたことない終活カウンセラーは論語読みの論語知らずです。
我々葬儀社がどういう現場にいるのか知らなさすぎるんです。
葬儀社に勤めていた人ならそれはよ~~~~~~~~く理解しています。
そういう人たちは問題ないですけど。

地方と首都圏でも全く違います。
人間関係の温度差が全く違います。


とにかく、お葬式ってなんだろうと。
そして、自分ができることは何かと。
AIが活発化した時代です。
そのAIですらネットにあるダメな情報で教育されています。
法令無視、あり得ない状況の答えを提示。

なぜっていうと

大切なことはネットに書いてないんです

だからお葬式に関して、ChatGPTだろうがPerplexity、Genspark、Geminiもみんなそうです。
間違いだらけの回答をだすんです。


何度でもいいます。

皆さんにお葬式というものをもっと知っていただきたい。
何故なら人間は誰しも、100%死ぬからです。