多くの人が地方に移住しているかというと、私は疑問に思います
今、地方での人の争奪戦が繰り広げられています

正確にいうと東京都の一人勝ちではなんです

しかし東京には人、仕事、カネ、情報が集まっています
住むところ?それも建設ラッシュで多くあります
需要と供給のバランスが崩れていると思われるだろうけど、
実際、建設されているのは投資物件で、「住むように売られていない」
なので、住める住宅が少なく、家賃が上がる一方なのが23区

では23区以外は?

意外と上がっている。
八王子を越して、青梅とかもかなり値上がりしている
それは、コロナ禍で多くがちょいと23区から出たが、23区へ中央線一本で行けるかららしい

では更にその先の奥多摩は?

ここは住めない
調整区域だったり、上下水道がきていないとか、通信インフラの問題だったり
そもそも自然豊かだが獣害も多く、普通に人が住める場所ではないとも言いたい

それなら埼玉県、所沢や入間、狭山、大宮は?
そこって、横浜と大差ないだろうと
逆に大宮は新幹線が止まるからめちゃくちゃ便利でもある
大宮は恐ろしいくらい不動産価格が高い
入間や狭山は高速道路にすぐ乗れるのでどこにでもすぐ行ける

埼玉県、神奈川県、千葉県は2022年は転入が多かったのです、更に不思議と滋賀県が
それ以外は転出が多かったのです
そして2023年、コロナ解禁後はどうか?

仕事が東京都内へ行く必要があれば、何かと遠くへは行きづらいのが本音だろう。
だから転入が東京、神奈川、埼玉、千葉に集中しているが、千葉県は「千葉市周辺」で、2021年とかは航空会社がどん底のときの転出No.2は成田市だったらしい(No.1が神戸市)。
神戸市に関しては昨年末にプレジデントオンラインで説明されているので参照していただきたい。

青森県 宮下知事
青森県宮下知事が平均通勤時間を比べている

私がいう移住先は「首都圏」ではなく本当の意味で「脱都会」である

首都圏は山奥さえ行かねば、何かと便利であることは明白だ

書きはじめて、すでに10日近く経っていたことに気づいた。

例えば奥多摩だと、多くが調整区域や農地。
農地だと農家でしか売買できないはず。
農家でない相続人だと普通の人になり、飼い主が農業委員会の許可がない限り、売買はできない法律がある。売買するに、時間も掛かる。
農地転用にも課題があるから厄介だ。

どれだけ農家って守られているんだ?って思う節も出てくる。

さて、そこで田舎へ引っ越してみたいと手探りをずっと入れている。
日曜日(1月28日)に有楽町で行われた青森冬暮らし体験のイベントへ参加してきた。
上記、9月24日に行われた(4ヶ月も前か!)イベントの続きであった。

そこの現場で知ったことが、とある自治体が平成時代に建てた小学校が統廃合のために活用しなくなり、都会の企業を誘致しコワーキングスペースにすると。

今年は例外だが、例年、その自治体は12ヶ月のうち4ヶ月は雪に埋まっている。
はいはい、その話ってどのアホな自治体も同じことをやるんですよ。

ツッコミどころ満載のプラン。
この5年間で様々なところを見てきたんです。

まぁ、多くの失敗例が田舎で、
成功例が3331アート千代田ですね。

それは人口の多さ。
そして人口がないところはどうなるか?

予算切れで潰れます。

まず、青森県のそこの冬は豪雪地帯で夏はクソがつくほど暑い。
自然は豊かだが、そこには何がある?

ってことで重要なのは断熱。
住宅も同様なんです。

冷暖房をきちんとするのと、遮熱・断熱をきちんとしないと底冷えしたりする。
QoLが下がるから、そこにいても仕方ない。

小学校の再利用だから土足厳禁になるだろう。
2016年1月にスタートしたつげのヴィレッジも同様だった。
そうすると確実に冬は寒い。

愛知県新城市旧黄柳野小学校を改装したシェアオフィス

つげのヴィレッジはGoogle Mapにはもう掲載されておらず「旧黄柳野小学校」として表示されている。
来週、また新城市に伺うのでちょっと見てきたいと思った。
この前、黄柳野高等学校へ行くときに近くを通ったのだが、確認はしていなかった。

つげの(黄柳野)ヴィレッジに関しては別のブログで書いているので参照していただきたい。

https://yeyshonan.com/?s=%E9%BB%84%E6%9F%B3%E9%87%8E


そして、青森県は日本一ブロードバンドが進んでいなく、スマホ保有率も低いところ。
そこに光回線や5Gをって・・・当分、未知の世界。

10社が入ったとしても1Gbps回線?
アホか・・・マンションの共有回線ですらそんなのダメなのに。
せめて10Gbpsにするか1Gbpsを数本(nuro 業務用にするとか)。
実際、すぐには埋まらないだろうから1Gbpsでいいのかも。

だが、増えてきたら共有回線は無理だろうな(増えるという前提だが)。
建物の構造上で自前で回線を引けないだろうと思う。
その回線費用は誰が持つのか?
共有回線は誰がどう分配するのか。
VLANを介してなんだろうけど、共有スペースでの無線LANはどうするか?

そもそも、小学校の建物の構造上、1部屋(1社)1本を引くことは無理だろう。
そして各部屋の電源強化にもカネがかかる。

滅多ではないが、場合によっては動力(200V)が必要。
調理場とか置く場合、IHクッキングヒーターが必要になる。
その場合、やはり200V(100Vから転換できる)。
まぁ、しかし無理だろう。

ガスの場合、プロパンだろうから、それもまたコスト高になるからいっその事調理場廃止!
あまりいい環境ではないかも。

次にトイレを和式から洋式に。
場合によっては温水洗浄便座も導入?
誰かを雇ってお掃除やメンテが必要。

更にそこも暖かく、ヒートショックを起こさないように工夫せねばならない。

共有スペースをどうするか
誰が広い学校の共有スペースの費用を賄うのか?
体育館は使えるのか。
そこの光熱費はどうするのかなど色々と課題がある。

そのようなところで「カフェ」とか運営できませんので。

しかし、人口が少なくても解決策はあるし、成功事例もある。

青森や秋田をどうするか?

今、その解決策などを研究していて、そこに別の自治体の成功事例を真似して導入できないか検討している。

取り急ぎ、今回はここでアップします。