今後増えるでしょう
まず、どうしてそうなるのか。
実は簡単なんです。
ひとり暮らしの高齢者がそっと亡くなることが多い
しかも、相続人がいない人
つまり結婚していても、相方が先に亡くなっていて、お子さんがいない人
あとはDVや離別で別れている人(これはとくに多い)
引き取り手いない遺体4万2千人 23年度、厚労省が初推計(共同通信) – Yahoo!ニュース
親族ら引き取り手がなく全国の自治体が2023年度に火葬や埋葬をした遺体は、推計約4万2千人に上ることが27日、厚生労働省
news.yahoo.co.jp
Yahooの記事なので消える可能性が高いので魚拓を撮りました

別件で読売新聞の記事もありまして、無縁遺体が1年半以上も葬儀社に放置されていたと。
無縁遺体が1年半以上、葬儀業者に安置…横浜市が引き取り手のない8体の対応が遅れたと発表
【読売新聞】 横浜市は27日、港南区役所で引き取り手がない無縁遺体8体について、火葬などの対応が遅れていたと発表した。 発
www.yomiuri.co.jp
実は、うちでもありました。
警察から来た案件で、身元確認が遅れてそのまま放置。
いくら市役所に問い合わせをかけてもたらい回し。
うちの霊安室にずっとそのまま。
当時、腹が立ったの私が弟に市役所のロビーに置いてこいと。
1日8000円で1年放置されたら・・・292万円の費用です。
消費税は市役所なので払わないので、292万円となります。
役所も手がいっぱいだからと言って、民間に負担をさせるのは言語道断。
その分、税金を免除してほしい。
こういう交渉が弟ができなかったのでイライラしましたけどね。
横浜市の場合、8体・・・
まぁ、仮に1日8000円の預かり賃として1.5年と換算したら、
合計 3504万円となりますね
行政の怠慢がこうやって民間の苦しめていて、機会損失を作っています。
しかも、最大としても生活保護の葬儀の金額(21万円)までしか支払ってくれない。
役所の都合で何日も預かっておいて、その状態で、本来なら他のご遺体を預かれるにもかかわらず。
藤沢市は改善しましたが、やはり横浜市とかはダメですね。
川崎市も怪しいもんです。
帰るところがないご遺体は二通りあります。
一つは先ほどのように葬儀社にずっと保管させて忘れられる。
もう一つは身元不明のまま、市や警察の施設で保管。
市や警察の施設なら担当者が毎日見ているので処理されやすいけど、葬儀社で預かると忘れられがちになります。
横須賀市では、それがないように勧めております。
その先駆者が横須賀市福祉部生活福祉課の北見さんで、あの手、この手でこのように帰るところがない無縁遺体を極力減らしているすごい人です。
高齢者が増えれば増えるほどこの状況は増します。
横須賀市は31%が高齢者とのことです。
三浦市は34%。
高齢者でなくても50代でもひとり暮らしの人たちも問題があります。
2040年には単身世代が40%だと言われています。
単身者を含めると60%が孤独死危険な人口となります。
この状況をなんとかしないといけないから、横須賀市はエンディングプランサポートシステムを作り、葬儀社と行政と一体になった仕組みを作り上げました。
希望者として前払いに25万を支払う(互助会に似ているが割賦販売ではない)
ただ、ここも注意するところがあり、北見さんから、葬儀社が倒産した場合はどうなるのかと。
本来は自治体で預かりたいのだが、地方自治法で預かれない。
しかし、市役所のリスクとしては、葬儀社の倒産・廃業なだけである。
物価変動があろうかなかろうが、請け負うと契約を交わす。
実際、この35年、物価変動はそれほどなかっただけではなく、葬儀の単価は激減している(東京都の火葬場以外)。
ただ、今回の場合は、身寄りがないご遺体が4万2千体という数であり、その身元を割り出すのが苦労しているからそうなる。
北見さんの仕組みを活用したらもっと素直に行くのだが・・・
藤沢市、茅ヶ崎市にも我々は訪れて検討してくれと伝えた。
藤沢市は独自の方式でやると(ちなみに、それはどうやら私の父がいったらしい–北見さんから私へ連絡があった)、茅ヶ崎市は大半の議員が無能に近いので「予算ない!」の一点張りで終わった。
ちなみに北見さんは月3万の予算ですべてを回しているスーパー公務員です。
こういう悲劇をできるだけ減らさねばならないのですが、行政も手がいっぱいというのもありますが、そもそも悪いのはこの仕組みなんです。
役所も遺族があとから出てきて騒がれるのが嫌がっているからです。
そして墓埋法が時代遅れのまま。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。